「この資格ってどれくらい難しいの?」「自分でも取れる資格はある?」——資格取得を考えるとき、まず気になるのが難易度ですよね。合格率が5%の超難関資格もあれば、50%以上の取りやすい資格もあり、その差は非常に大きいのが現実です。この記事では、主要な資格をS〜Dの5段階にランク分けし、偏差値・合格率・勉強時間の3つの指標で徹底比較します。
この記事でわかること
- S〜Dランクの難易度分類と各ランクの代表的な資格
- 偏差値・合格率・勉強時間の3指標による比較表
- 最難関資格TOP10の詳細データ(年収・勉強時間・合格率)
- 初心者でも取得しやすい資格一覧
- 難易度と年収・将来性の関係
- 独学で合格可能かどうかの判断基準
資格の難易度を決める3つの指標
資格の難易度を客観的に把握するには、3つの指標を組み合わせて見ることが大切です。ひとつだけ見ていると判断を誤ることがあるので、バランスよくチェックしましょう。
合格率
もっとも分かりやすい指標が合格率です。受験者のうち何%が合格したかを示す数字で、数値が低いほど難しいと言えます。ただし注意点があります。合格率が高いからといって簡単とは限りません。たとえば司法試験の合格率は約40%と一見高く見えますが、受験資格を得るまでに予備試験(合格率3〜4%)をクリアする必要があるため、実質的な難易度は最高レベルです。
勉強時間
合格までに必要な勉強時間の目安も重要な指標です。100時間以内で取れる資格から、3,000〜5,000時間を要する超難関資格まで、その幅は実に50倍以上。仕事や家庭と両立しながら勉強する社会人にとっては、合格率以上に現実的な判断材料になります。
偏差値
各資格の難易度を統一的に比較するために使われるのが偏差値です。合格率や勉強時間、受験者の層などを総合的に評価した数値で、大手資格情報サイト「資格の取り方」では700以上の資格を偏差値でランキングしています。偏差値77の公認会計士から偏差値35程度の入門資格まで、一目で難易度を比較できるのがメリットです。
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| 指標 | 見方のポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 合格率 | 低いほど難しい | 受験資格の有無で実質難易度が変わる |
| 勉強時間 | 長いほど難しい | 独学か予備校利用かで大きく変動 |
| 偏差値 | 高いほど難しい | サイトによって基準が異なる |
S〜Dランク 資格難易度ランキング一覧
ここからは、主要な資格をS〜Dの5段階に分類してご紹介します。自分が目指す資格がどのランクにあるか、チェックしてみてください。
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| ランク | 難易度 | 合格率の目安 | 勉強時間の目安 | 代表的な資格 |
|---|---|---|---|---|
| S | 最難関 | 3〜10% | 3,000〜5,000時間以上 | 司法試験、公認会計士、司法書士、弁理士 |
| A | 難関 | 5〜20% | 500〜3,000時間 | 税理士、社労士、不動産鑑定士、中小企業診断士 |
| B | 中程度 | 15〜40% | 200〜500時間 | 宅建士、行政書士、FP2級、通関士 |
| C | やや易しい | 40〜60% | 100〜200時間 | 登録販売者、保育士、FP3級、介護福祉士 |
| D | 入門 | 50%以上 | 50〜100時間 | ITパスポート、簿記3級、MOS、G検定 |
Sランクの資格は、いずれも「数年単位の学習が前提」の超難関資格です。法律・会計・知的財産など高度な専門知識が要求され、独学での合格は非常に困難。予備校の利用がほぼ必須と言えます。
Aランクは社会人受験者が多い難関国家資格が並びます。働きながら500〜3,000時間の勉強時間を確保する必要があるため、1〜3年の計画的な学習が求められます。
Bランクは「努力すれば手が届く」現実的なゾーン。転職・副業・キャリアアップに直結する資格が多く、社会人に最も人気のあるランク帯です。
CランクとDランクは初心者が最初の一歩として挑戦しやすい資格です。勉強時間が200時間以内のものが多く、独学でも十分合格を狙えます。
