他のメモアプリとの違い
「Evernoteと他のメモアプリ、結局どう違うの?」という疑問に、ざっくりお答えします。
| 比較項目 | Evernote | Google Keep | Apple メモ | Notion |
|---|---|---|---|---|
| 料金 | 無料〜月$14.99 | 無料 | 無料 | 無料〜月$8 |
| 対応OS | 全OS対応 | Android / iOS / Web | iOS / Mac のみ | 全OS対応 |
| 手軽さ | ○ | ◎ | ◎ | △ |
| 整理力 | ノートブック+タグ | 色+ラベル | フォルダ+タグ | DB+ページ |
| 長文向き | ◎ | ✕ | ○ | ◎ |
| Web保存 | ◎(Web Clipper) | ✕ | △ | ○(Web Clipper有) |
| 検索力 | ◎(画像内OCR) | ○ | ○ | ○ |
| おすすめの人 | Web情報を保存したい人 | サッと使いたい人 | iPhoneユーザー | 情報を一元管理したい人 |
ポイントをまとめると、Evernoteは「情報を集めて、貯めて、見つける」に特化したアプリです。Web Clipperによる情報収集と、OCR検索による情報発見の2つの強みは、他のメモアプリにはない独自のポジションです。
逆に「サッとメモしたいだけ」ならGoogle Keepの方がずっと手軽ですし、「プロジェクト管理やデータベースも欲しい」ならNotionの方が向いています。Apple メモはiPhoneユーザーには手軽で十分ですが、クロスプラットフォーム対応ではEvernoteに軍配が上がります。
Evernoteはこんな人におすすめ
Evernoteが特に力を発揮するのは、こんな使い方をしたい人です。
ちょっと惜しいところ
ここまでEvernoteの強みをお伝えしてきましたが、正直に「ここはちょっと惜しいな」と感じる部分もあります。特に無料プランを検討している方は、事前に知っておいた方がいいポイントです。
- 無料プランの制限がかなり厳しい:ノートブックは1つ、ノートは50件まで。以前の無料プランと比べると大幅に制限されました。本格的に使うなら有料プラン(月$14.99〜)がほぼ必須です。
- 料金が他のアプリより高め:Personalプランで月$14.99は、Google Keep(無料)やNotion(月$8)と比べるとお高め。コストパフォーマンスは気になるところです。
- 起動や動作がやや重い:機能が多い分、アプリの起動や画面の切り替えに少し時間がかかります。「サッとメモしたい」場面では、Google Keepの方が快適です。
- 運営体制の変更で将来が不透明:Bending Spoonsへの買収後、大規模なレイオフやプラン変更がありました。長期的なサービス継続に不安を感じるユーザーもいます。
- デザインがやや古く感じることも:NotionやApple メモと比べると、UIのモダンさでは一歩譲る印象。機能は充実しているだけに、見た目の古さが惜しいところです。
特に無料プランの制限は、以前のEvernoteを知っている人ほどギャップを感じるかもしれません。ただ、有料プランに踏み切れるなら、Web Clipper+OCR検索+リッチ編集の三本柱は今でもトップクラスの実力です。「情報を集めて整理する」という用途に限れば、投資する価値はあると思います。
まとめ
Evernoteは、「情報を集める・貯める・見つける」に特化した老舗メモアプリです。
Web Clipperでネット上の情報を丸ごと保存。ノートブック+タグでしっかり整理。画像の中のテキストまで検索できるOCR。リッチな書式設定で長い文章も快適に書ける。スキャン機能で紙の資料もデジタル化。——この「情報のハブ」としての完成度は、今でも他のアプリにはない独自の強みです。
無料プランの制限が厳しくなったのは事実ですが、有料プランの機能は相変わらず強力。「情報を探す時間を減らしたい」「バラバラの資料を一箇所にまとめたい」と感じている人にとって、Evernoteは今でも頼れるパートナーです。
まずは無料プランで試してみて、Web Clipperの便利さを体験してみてください。きっと「これは手放せない」と感じるはずです。
