2026年2月 更新

かつて「メモアプリといえばEvernote」と言われた時代がありました。運営会社の変更や無料プランの制限強化で離れたユーザーも多いですが、実は今も独自の強みを持つアプリです。この記事では、2026年現在のEvernoteの実力を正直にお伝えします。

この記事でわかること
  • Evernoteがどんなアプリか、2026年現在の基本情報
  • 実際に使って感じた「やっぱり強い」5つのメリット
  • 他のメモアプリ(Google Keep・Apple メモ・Notion)との違い
  • 正直に伝える「ちょっと惜しいところ」と、向いている人・向いていない人

Evernoteとは?

Evernoteは、2008年にリリースされた老舗のメモ・情報管理アプリです。「すべてを記憶する」をコンセプトに、テキストメモだけでなく、Webページの保存、画像、PDF、音声メモなど、あらゆる情報をひとつの場所に集約できるのが特徴です。

2023年にイタリアのソフトウェア企業Bending Spoonsに買収され、運営体制が大きく変わりました。無料プランの制限が厳しくなった一方で、アプリの動作改善やAI機能の追加など、新しい方向への進化も続いています。「昔使っていたけど離れた」という人も多いかもしれませんが、2026年現在のEvernoteは以前とは違った形で価値を提供しています。

料金
無料〜(Personal $14.99/月、Professional $17.99/月)
対応OS
Android / iOS / Web / Mac / Windows
開発元
Bending Spoons(旧 Evernote Corporation)
同期
クラウド自動同期

下の画像は、デスクトップ版Evernoteの画面です。左にノートブック一覧、右にノートの内容が表示される、シンプルで見やすいレイアウトになっています。

Evernoteのデスクトップアプリ画面。左側にノートブック一覧、右側にノートの内容が表示されている

Evernoteのデスクトップ画面。ノートブックでメモを整理し、右側でノートを編集する

画像出典: Android Police

見た目はすっきりしていて、長年のメモアプリとしての洗練さを感じます。では、具体的にどんな強みがあるのか、見ていきましょう。

Evernoteの「やっぱり強い」5つのメリット

競合アプリが増えた今でも、Evernoteならではの強みは健在です。実際に使ってみて「ここはさすがだな」と感じたポイントを5つご紹介します。

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Web Clipperが最強。気になるWeb情報を丸ごと保存

Evernoteの最大の武器と言っても過言ではないのが、Web Clipper(ウェブクリッパー)です。

ブラウザの拡張機能として動作し、閲覧中のWebページを記事全文・簡略版・ブックマーク・スクリーンショットなど、さまざまな形式で保存できます。「あとで読みたい」「参考にしたい」と思ったページを、ワンクリックでEvernoteに取り込めるんです。

下の画像は、実際にWeb Clipperを使ってWebページを保存している様子です。

EvernoteのWeb Clipper拡張機能でWebページを保存している画面。保存形式やノートブックの選択画面が表示されている

Web Clipperの操作画面。保存形式を選んでクリックするだけで、Webページがまるごと保存される

画像出典: MakeUseOf

保存したWebページは、元のサイトが消えてもEvernoteの中にずっと残ります。レシピサイト、技術記事、旅行先の情報、ニュース記事……気になった情報をどんどんクリップしておけば、自分だけの情報ライブラリが出来上がります。これは他のメモアプリには真似できないEvernoteの独自の強みです。


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