100万円預けたらいくらもらえる?利息シミュレーション

「実際にいくら利息がもらえるのか」が一番気になるポイントですよね。ここでは100万円を預けた場合の利息を、定期貯金と定額貯金で比較してみましょう。

なお、利息には20.315%の税金(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)がかかります。手取り額はこの税金を差し引いた金額です。

定期貯金(1年・3年・5年)の利息

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預入期間金利税引前利息税額(20.315%)税引後利息(手取り)
1年(単利)0.400%4,000円813円3,187円
3年(半年複利)0.600%約18,163円約3,690円約14,473円
5年(半年複利)0.700%約35,443円約7,202円約28,241円

3年もの・5年ものは半年複利で計算されるため、単利よりもわずかに多く利息を受け取れます。半年複利とは、半年ごとに利息が元本に組み込まれ、次の半年はその合計額に対して利息がつく仕組みです。

定額貯金の利息

定額貯金は半年複利で、3年以上保有すると金利0.51%が適用されます。

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保有期間金利税引前利息(目安)税引後利息(手取り目安)
1年段階金利約2,500円約1,992円
3年0.51%約15,388円約12,263円
5年0.51%約25,770円約20,536円

3年保有した場合を比較すると、定期貯金(0.6%)は税引後約14,473円、定額貯金(0.51%)は税引後約12,263円と、約2,200円の差になります。「途中で引き出す可能性がない」と確信できるなら定期貯金のほうがお得ですが、「急な出費に備えたい」なら定額貯金の柔軟性に約2,200円分の価値があるかどうかで判断しましょう。

ゆうちょ銀行の定額貯金に預けた場合の利息イメージ
ゆうちょ銀行の定額貯金に預けた場合の利息比較イメージ(出典: All About

ゆうちょ銀行で定期貯金をするメリット

ゆうちょ銀行で定期貯金・定額貯金をする主なメリットは以下の通りです。

1. 全国24,000超の拠点で窓口対応が可能

ゆうちょ銀行の最大の強みは、全国の郵便局で手続きができること。「ネットでの操作が不安」「対面で相談しながら手続きしたい」という方にとって、これは大きな安心材料です。地方にお住まいの方でも、最寄りの郵便局で気軽に相談できます。

2. 預金保険制度の対象で安全

ゆうちょ銀行の貯金は、預金保険制度(ペイオフ)の対象です。万が一、金融機関に問題が発生しても、1人あたり元本1,000万円とその利息が保護されます。定期性貯金の限度額は1,300万円ですが、保護されるのは1,000万円までなので注意が必要です。

3. 定額貯金の柔軟性は唯一無二

定額貯金は6ヶ月経過後ならいつでもペナルティなしで引き出せるという、他の金融機関にはない柔軟性を持っています。一般的な定期預金は中途解約すると金利が大幅に下がりますが、定額貯金にはそのリスクがありません。「貯金はしたいけど、急にお金が必要になるかもしれない」という方には最適な商品です。

4. 少額から始められる

定期貯金も定額貯金も、1,000円から預け入れ可能です。「まずは少額から試してみたい」という方でも気軽に始められます。

ゆうちょ銀行の定期貯金のデメリット

一方で、ゆうちょ銀行にはいくつかの注意点もあります。

1. ネット銀行と比べて金利が低い

これがゆうちょ銀行の最大のデメリットです。ゆうちょ銀行の1年定期貯金は0.4%ですが、ネット銀行ではSBJ銀行の「はじめくん」が1.35%、大和ネクスト銀行が1.20%、auじぶん銀行のキャンペーンが1.05%と、2〜3倍以上の金利を提供しています。100万円を1年預けた場合、ゆうちょの税引後利息は約3,187円ですが、SBJ銀行なら約10,757円と、約7,500円もの差が生じます。

2. 預入限度額が1,300万円

ゆうちょ銀行の定期性貯金(定期貯金+定額貯金)の預入限度額は合計1,300万円です。一般の銀行には通常このような限度額はないため、まとまった資金を預けたい方にはやや不便です。

3. オンライン対応がネット銀行に劣る

ゆうちょダイレクト(インターネットバンキング)で定期貯金の預入は可能ですが、操作性や使い勝手はネット銀行の専用アプリに比べるとやや見劣りします。

定期貯金と定額貯金、どちらを選ぶべき?

「結局どちらがいいの?」という疑問に対して、目的別の選び方をまとめます。

定期貯金がおすすめの人:

  • 使う時期が明確に決まっているお金がある(例:3年後の住宅購入資金)
  • 満期まで絶対に引き出さないと確信できる
  • 少しでも高い金利を得たい(特に3年以上の長期)

定額貯金がおすすめの人:

  • 急な出費に備えたいが、普通預金よりは金利を上げたい
  • いつお金が必要になるかわからないが、とりあえず貯蓄したい
  • 金利上昇局面で、より良い条件が出たら預け替えたい

現在のように金利上昇が続く局面では、定額貯金の柔軟性が活きます。たとえば、今後さらに金利が上がった場合、定期貯金は満期まで低い金利で固定されてしまいますが、定額貯金なら6ヶ月後にいつでも解約して、より高金利の商品に預け替えることができます。「迷ったら定額貯金」が、金利上昇局面での堅実な選択といえるでしょう。


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