「ゆうちょ銀行で定期貯金を始めたいけど、金利はどのくらい?」「定期貯金と定額貯金って何が違うの?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。2026年2月9日にゆうちょ銀行は金利を引き上げ、定期貯金の5年ものは年0.7%、定額貯金は年0.51%と、ここ数年で最も高い水準になっています。この記事では、ゆうちょ銀行の定期貯金・定額貯金の最新金利から、両者の違い、メリット・デメリット、実際の手続き方法まで、初心者にもわかりやすく解説します。

この記事でわかること
  • ゆうちょ銀行の定期貯金と定額貯金の違い(比較表付き)
  • 2026年2月9日改定後の最新金利一覧
  • 100万円を預けた場合の利息シミュレーション
  • ゆうちょ銀行のメリット・デメリットとネット銀行との比較
  • 窓口・ゆうちょダイレクトでの手続き方法

ゆうちょ銀行の定期貯金とは?

ゆうちょ銀行の「定期貯金」は、あらかじめ決めた期間(1ヶ月〜5年)お金を預けることで、通常貯金よりも高い金利がつく貯金商品です。仕組み自体は一般の銀行の「定期預金」と同じですが、ゆうちょ銀行では伝統的に「貯金」という名称が使われています。

ゆうちょ銀行は全国に24,000以上の郵便局・店舗を持ち、窓口で対面相談ができるのが大きな特徴です。「ネットでの操作が苦手」「直接相談しながら手続きしたい」という方にとって、身近で安心感のある金融機関といえるでしょう。

一般銀行の「定期預金」との違い

ゆうちょ銀行では「預金」ではなく「貯金」と呼びますが、これは郵政事業の歴史に由来する名称の違いであり、基本的な仕組みは同じです。ただし、ゆうちょ銀行には定期貯金のほかに「定額貯金」という独自の商品があります。これは他の銀行にはないゆうちょ独自の商品で、預入後6ヶ月が経過すればいつでもペナルティなしで解約できるという柔軟性が特徴です。

定期貯金と定額貯金の違いを徹底比較

ゆうちょ銀行で「定期的にお金を預けたい」と考えたとき、多くの方が迷うのが「定期貯金」と「定額貯金」の違いです。どちらも通常貯金より金利が高いのですが、仕組みや使い勝手に大きな違いがあります。

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比較項目定期貯金定額貯金
預入期間1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・1年・2年・3年・4年・5年から選択6ヶ月〜最長10年(預入時に期間指定なし)
中途解約原則、満期まで引出不可(中途解約すると金利が下がる)6ヶ月経過後はいつでも解約可能(ペナルティなし)
金利(2026年2月9日〜)1ヶ月〜6ヶ月:0.375%、1年:0.4%、2年:0.5%、3年:0.6%、4年:0.65%、5年:0.7%一律0.51%(3年以上経過後)
利息計算方法3年未満:単利、3年以上:半年複利半年複利
最低預入金額1,000円以上(1,000円単位)1,000円以上(1,000円単位)
預入限度額定期性貯金合計で1,300万円まで定期性貯金合計で1,300万円まで
満期時の取り扱い自動継続または自動払戻し10年経過後は通常貯金に自動振替

ポイントを整理すると、定期貯金は「期間を決めて確実に預ける」商品、定額貯金は「6ヶ月過ぎればいつでも引き出せる柔軟な」商品です。定額貯金は6ヶ月経過後にペナルティなしで解約できる点が大きなメリットで、急な出費に対応しやすいという安心感があります。

【2026年2月最新】ゆうちょ銀行の金利一覧

2026年2月9日にゆうちょ銀行は貯金金利を引き上げました。日銀の利上げ(2025年12月に政策金利0.75%へ引き上げ)を受けたもので、これまでの低金利時代と比較すると大きな変化です。

定期貯金の金利(2026年2月9日改定)

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預入期間金利(年率)
1ヶ月0.375%
3ヶ月0.375%
6ヶ月0.375%
1年0.400%
2年0.500%
3年0.600%
4年0.650%
5年0.700%

定額貯金・通常貯金の金利

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貯金の種類金利(年率)備考
通常貯金0.300%いつでも出し入れ自由
定額貯金(6ヶ月以上〜1年未満)段階金利(低い)預入期間に応じて段階的に上昇
定額貯金(1年以上〜2年未満)段階金利(中程度)半年複利で計算
定額貯金(3年以上)0.510%3年以上保有で最高金利に到達

定期貯金は預入期間が長いほど金利が高くなる仕組みです。1年ものの0.4%と5年ものの0.7%では、年間で0.3%の差があります。100万円を預けた場合、1年で3,000円もの利息差になる計算です。

一方、定額貯金は3年以上保有すると年0.51%の金利が適用されます。定期貯金の3年もの(0.6%)と比較するとやや低いですが、いつでも解約できる柔軟性を考えると、十分に魅力的な水準といえるでしょう。


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利息シミュレーション・メリット・デメリット・どちらを選ぶべきか